サステイナブルワインとは ?

ワイン産業におけるサステイナビリティは、地球に優しい栽 培や醸造だけでなく、社会や文化、経済などあらゆる側面に おいて、将来も成長を続けられる手法を指しています。  サステイナブルワインとオーガニックワインの違いは、サステイ ナブルは栽培と醸造だけでなく広い分野をカバーしています。 一方、オーガニックワインは、基本的にオーガニック農法の栽 培の手法と一般的に言われています。

聖女ニノに捧げたワイン

何故だろう、ここを知っている。初めて訪れたはずなのに。私はいま、シグナギの丘の上にあるボドベ修道院から遠くコーカサス山脈見渡している。

4世紀の頃、ブドウの枝を自分の髪で結わえて十字架を作り、その十字架を握りしめながら、ジョージアの大地へと踏み込んでいった聖女ニノが眠るボドベ修道院に足を踏み入れた途端、涙か溢れた。

まるで懐かしい故郷に還ってきたかのように・・・


古代の東ジョージアにあったイベリア王国では4世紀の初め頃、隣のアルメニアに次いで世界で2番目にキリスト教を国教と定めました。ジョージア正教会総主教座はトビリシに移転しましたが、現在もムツヘタはジョージア人の信仰の中心地です。ジョージアにキリスト教をもたらした聖女ニノが十字架を立てた聖地に建立されています。ニノは4世紀の頃、ブドウの枝を自分の髪で結わえて十字架を作り、その十字架を握りしめながら、ジョージアの大地へと踏み込んでいったと伝えられています。この聖女にちなんでジョージアにはニノという名前の女性が大勢います。

「クレオパトラの涙」

シルクロードの要衝として栄えていたジョージアは、古代から各国へワインを輸出していました。

ジョージアワインは2000年前にはすでに世界で広く認知され、楊貴妃やクレオパトラにも愛されていたという逸話が残っています。そのひとつが「クレオパトラの涙」です。

クレオパトラ7世(前69~前30)とは、アレクサンダー大王の東征ののちにその配下プトレマイオスによって開かれたプトレマイオス朝の末裔。ローマのカエサルと結び支配権を握り、その死後はアントニウスと結んだが、前31年にオクタウィアヌスのローマ海軍とのアクティウムの海戦に敗れ、翌年自殺。絶世の美女と呼ばれ、ローマ帝国の時の権力者たちを手玉に取っていたと言われているクレオパトラですが、実際には政権を維持するのに強い不安を抱えていたのだとか。

その不安や孤独を紛らわすために、涙しながらジョージアワインを飲むことが多かったようです。いつしかジョージアのワインは「クレオパトラの涙」と呼ばれるようになりました。

最古のワインを復興

寒暖の差が激しいジョージア(グルジア)は、ワイン発祥の地。その歴史はなんと8000年。人類の歴史とともにワイン作りは発展してきました。ワインはこの地からメソポタミアを経由してエジプトに運ばれ続け、世界中から愛されてきたジョージアワインの8000年の歴史で、初めて日系ワイナリーGRAN NINOが誕生しました。


ブドウの種類はサペラヴィ種のブドウから赤、ムツヴァネ種からは白が作られます。フヴァンチカラ、ムクザニなどさまざまな銘柄があります。

ワインの産地、カヘティ地方には500以上のワイナリーがあり、いくつかの醸造所では昔ながらの作り方を守ってる。その方法は、収穫し軸を取ったブドウをつぶし、床下にある素焼きの壺に流し入れて発酵させる。沈殿したのちに壺を入れ替えてさらに熟成。皮や種もそのまま発酵させる。

この壷がクヴェヴリ(Kevevri)と呼ばれる。2013年にクヴェヴリを使った伝統的なジョージア(グルジア)のワイン製造法が世界無形文化遺産に登録された。その伝統的な製法はオーガニックでとても健康に良いため、近代的な製法が世界的には主流ですが、近年評価が見直されています。またここジョージアでしか栽培されていない土着品種のブドウが500以上も残っているのです。ジョージアのブドウ栽培は気候的、地理的にも大変環境がよく、まさに神が与えた土地なのです。

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グランニーノの
ジョージアワインとは?
 紀元前6000年、つまり今から8000年も前からワイン造りが行われてきたジョージア。近年、出土した当時のクヴェヴリの底から、ワイン醸造に使われていたブドウの種が発見されています。
 我々グランニーノは、50年以上のブドウの古木しか使わず、農薬や除草剤はもちろん、化学合成肥料を一切使用していません。栽培過程も醸造過程も全て完全無農薬のワインです。現在のワイン製造といえば、樽やステンレスタンクで醗酵させ、保管する方法が主流ですが、我々はジョージアでワインが生まれた時からのクヴェヴリと呼ばれる大きな素焼きの陶器を地面に埋めて作る貴重な製法を遵守し、クヴェヴリ壺で丁寧に自然発酵させた、オーガニックな美味しい健康ワインを作り続けています。


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グランニーノ ジャパン株式会社| Gran Nino JAPAN co.ltd.

  • ジョージアワインの輸入商社

〒104-0061   東京都中央区銀座1-19-3銀座ユリカビル3F

Phone: 03-6271-0353
FAX: 03-5579-5992

グランニーノ LLC ジョージア| Gran Nino LLC GEORGIA co.ltd.

  • クヴェヴリ製法による自社ワイナリー経営・ワイン製造

代表取締役会長 佐藤 恭男 

代表取締役社長 井上 佳如子 

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